アクログループはアジアの新興国での現地採用を開始して以来、海外企業とのオフショア開発など、グローバル連携を強化してきました。現地エンジニアの採用や現地企業との開発連携、人材交流などを活発化させ、海外を舞台としたITビジネスの可能性を広げています。
アクログループの営業系企業でありながら自社でシステム開発も行う「株式会社はばたーく」と宮崎県を拠点とするグループニアショア開発を行う「グローバルテクノロジー宮崎株式会社」は、ミャンマーとバングラデシュの現地人材を採用する活動に力を注いでいます。この活動を2019年に開始以来、ミャンマーから技術系専門学校生2名、バングラデシュから技術系大学生5名、現地で働いていた中途採用2名を採用し、現在、アクログループのシステム開発会社に配属しています。
ミャンマーとバングラデシュ人エンジニアの特徴は、英語の技術ドキュメントを理解し、先進技術を獲得する能力が高いこと。日本語での会話も習得しており、日本人エンジニアと変わらないコミュニケーションを発揮します。ハングリー精神や成長意欲も高いことから、周囲の日本人エンジニアや会社全体の士気にも良い影響を与えています。
国策としてITエンジニアの育成に注力してきたベトナム。日本から見てベトナムは、時差が少なく日本語教育も活発なことから、頼れる委託先として開発パートナーに選ぶ日本企業が増えています。
アクログループはベトナムの企業とオフショア開発(開発業務の海外委託)を5年以上前から続けています。株式会社はばたーくでは、ベトナムで起業経験のある経営者を役員に迎え、現地の工学系大学との関係構築のほか、ベンチャー企業の経営サポートを行っています。
近年は、ベトナム(ハノイ)の優秀なエンジニアを確保している現地テックベンチャー企業15社をグループとするコンソーシアム(共同事業体)の構築を支援し、今後、更にオフショア開発へ注力していきます。AIやメタバース・ブロックチェーンのWeb3.0の最新技術や、PHPや.NETなどのWebシステム開発、スマホアプリ開発やEC構築など、日本からのさまざまな開発ニーズに適材適所で対応しています。
成長著しい現地の企業からの開発ニーズに日本のアクログループが対応するなど、グローバルビジネスの進展にも積極的に取り組みます。その一貫として、日本のエンジニアに海外案件の業務を経験させるなどのキャリア形成も検討中です。
アクログループは、めざましい経済発展を遂げるアジアの新興国と連携を強化し、デジタル人材育成や開発体制の強化を図っていきます。